[ < ] | [ > ] | [ << ] | [ Up ] | [ >> ] | [Top] | [Contents] | [Index] | [ ? ] |
TRAMP は ftp://ls6-ftp.cs.uni-dortmund.de/pub/src/emacs/tramp.tar.gz にあります。また、SourceForge プロジェクトページが http://sourceforge.net/projects/tramp にあります。
このパッケージは、Emacs 20 と Emacs 21 上で動作します。XEmacs 20 上では 問題があります。`tramp.el' のコメントを参照してください。Emacs 19 で試した人がいるのかどうかは知りません。
このパッケージは Unix 上で動作するように設計されています。そしてリモート 側も Unix 風のシステムであることを期待しています。しかし、NT Emacs 上で 動作させることに成功した人が何人かいるようです。
以下の URL には、Tramp を NT で使うための情報があります; Joe Stoy には情報の提供に対して深く感謝します: ftp://ftp.comlab.ox.ac.uk/tmp/Joe.Stoy/
上記はもっぱら古いバージョンの ssh へのパッチがおいてあります; Tom Roche の Web page にも説明があります: http://www4.ncsu.edu/~tlroche/plinkTramp.html
??? XEmacs の情報は正しいのでしょうか?
??? 誰か、NT Emacs 上で動かすための情報を教えてください。たぶん、ssh
関係の問題があるのではないかと思います。
すべての古いバージョンの TRAMP が XEmacs を正しくサポートしているわけで はありません。まず最初に、最新の TRAMP がインストールされているかどうか を確認してください。
もし最新のバージョンなら、EFS
ハンドラーが実行されるための条件を
正確に調べてください。もし可能なら、ブレークポイントを efs-ftp-path
に設定して、バグ報告と一緒にスタックトレースを送ってください。これらの情報
があると、開発者が何が間違っているのかを発見することが容易になります。
リモートマシンにログインした時に、ls
の出力が色付きになって
いませんか? もし、そうなら、それが原因です。
ls
は、端末エミュレーターが色を変更するための ANSI
エスケープシークエンスを出力します。しかしながら、このエスケープ
シークエンスは TRAMP を混乱させます。
リモートマシン上の `.bashrc'、`.profile' あるいは同じような 設定ファイルに、`--color=yes' または `--color=auto' が追加された設定の alias があるはずです。
この alias を削除し、新しくログインした時の ls
の出力が
色付きで表示され ない ことを確認してください。もし、これでも
ファイル名の補完が正常に動作しない場合は、TRAMP 開発者にバグ報告
をしてください。
TRAMP はいくつかのオペレーションで globbing を使用します。(globbing とは、`*.c' のようなワイルドカード展開のためにシェルを使うことです) これは、たくさんのファイルが存在するディレクトリでは長いコマンドライン を作ります。いくつかのシェルでは長いコマンドラインをけずりとったり、 あるいは globbing 自身を処理できません。
リモートホスト側に巨大なディレクトリがある場合は、
ls -d * ..?* > /dev/null
のようなコマンドを実行し、ハングするか
どうかを確認してください。注意する必要があるのは、最初に正しいシェル、
/bin/sh
、ksh
あるいは bash
、つまり tilde の
展開をサポートするシェルから試すべきだという事です。
TRAMP は、リモートシステムが Unix 風のシステムである事を前提にして います。また、ローカルシステムも Unix 風のシステムのほうが望ましいで しょう。しかし、すこし修正すれば、TRAMP は NT 上でも動作するはずです。
以下のコードを、`~/.emacs' に追加してください。これで、リモート ホストに対する読み書きの後に、Emacs が beep 音をならしてくれます。
(defadvice tramp-handle-write-region (after tramp-write-beep-advice activate) " make tramp beep after writing a file." (interactive) (beep)) (defadvice tramp-handle-do-copy-or-rename-file (after tramp-copy-beep-advice activate) " make tramp beep after copying a file." (interactive) (beep)) (defadvice tramp-handle-insert-file-contents (after tramp-copy-beep-advice activate) " make tramp beep after copying a file." " make tramp beep after copying a file." (interactive) (beep)) |
TRAMP はティルダ展開の為に、しばしばリモートホストで ksh
を
起動します。たぶん ksh
はデフォルトで履歴を保存します。TRAMP
は履歴の保存を停止しようと試みますが、あなたが手助けをする必要がある
かもしれません。例えば、あなたの `.kshrc' にこれを入れてください:
if [ -f $HOME/.sh_history ] ; then /bin/rm $HOME/.sh_history fi if [ "${HISTFILE-unset}" != "unset" ] ; then unset HISTFILE fi if [ "${HISTSIZE-unset}" != "unset" ] ; then unset HISTSIZE fi |
[ << ] | [ >> ] | [Top] | [Contents] | [Index] | [ ? ] |